宮部みゆきの「ぼんくら」を読む。

うう、やっぱ時代小説はいいなあ。

宮部みゆきの時代小説、実はあまり好きではなかった。(一作しか読んでないが)

主人公がかわいいおきゃんなオンナノコだったので。

しかしこの話は、40半ば過ぎののほほんおやじ(とはいえ人の世の哀しみも分かっているのですよ)が主人公だったので。

時代劇と言ったら、やはり主人公は海千山千を経てきたおっちゃんでなくては・・・

職場の机にキープしてあるのは、山本周五郎の「赤ひげ診療譚」だが、読むのにはちょっと気合と時間が必要だ。

ので、後まわし。

本当は宮本正孝の最新作が読みたい。

このシリーズは、わたくしの故郷・浜松藩が舞台になっているので、描写のそこここがいちいち思い当たる。地名を変えてあっても、地元の人間にはわかるだろう。(例:駒込川=馬込川)

ところで

ひとをののしる(叱る?)時のコトバで

「ばかっつら!」(金沢で言ったら「だら」か?)

と言うのは、

方言だったのですね。。。

そういえばよそでは聞かないような・・

この言葉が出てきたので、この小説が浜松を舞台にしていることに気づいたのだった。

いやあ、なつかしいなあ。

よく祖母がこの言葉を使っていたものです。

その祖母(推定80歳)と10月後半にディズニーランド&シーへ行くのです。

私自身は、ミッキーの着ぐるみを見て、そのあまりの愛嬌たっぷりの身振りを直視できないのでありますが(あの思わせぶりに口に手を当てるしぐさは止めてほしい)

多分ここを逃したら、自分じゃ絶対企画しないだろう。

というわけで、行くのです。

どこまであの「さあたのしいね!たのしいね!!」という雰囲気に耐えられるであろうか。

無表情にならない事を祈る・・・


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